茨城険道
218号線
#007
2007.05.04 走行
その4(最終回)

ついに現れたr218のハイライト!!
r218もいよいよ終盤、ここは短いけど濃厚だった!!

8 グランドキャニオン


キタ━━━(°∀°)━━━!!!!!
キタ━━━(°∀°)━━━!!!!!
キタ━━━(°∀°)━━━!!!!!
キタ━━━(°∀°)━━━!!!!!
キタ━━━(°∀°)━━━!!!!!
キタ━━━(°∀°)━━━!!!!!
ご覧あれ。これがr218が「自動車通行不能」となっている最大の理由である。


12:35 [地図を表示]
豪快に抉れた、最も窪んだところから撮影。ここに到達した時、リアルにキターと叫んでしまった。「ここは自転車のトライアル大会の会場です」と言うても多分バレない。それくらい豪快かつ冗談みたいに抉れている。
いやぁ、こら穴開いてるっちゅうレベルちゃうわ!!


後から来たモトクロスライダーが「グランドキャニオン」に挑戦!!
久留里はビクビクしながら勢いで通り抜けてしまったが、ダウンヒルに慣れた人なら軽々とクリアしてしまうのだろう。
ちなみにここ、四輪車は通行禁止ではないので、四輪車で挑戦する勇者も居てる。今日は見かけなかったが、ジムニーなどのクロカン車でアタックする姿もよく見るという。
この様な状態が15年以上も続いているという。茨城県が放置しているように見えるが、ここは逆に考えよう。「茨城県がわざわざトライアルコースを用意してくれた」と考えれば、ほら、r218が偉大な険道に見える。見えへんか。


「グランドキャニオン」を過ぎると、何事もなかったかのように砂利道が続く。この先、およそ5kmに続いて砂利道が続く。


9 忘れ物

12:45 [地図を表示]
グランドキャニオンで何枚も撮影していたら、時間がだいぶ過ぎていた。それでもまだ1時になっていないので、のんびりと坂を下る。結構坂がキツいが、路面が安定してきたのでガンガン飛ばして走って下れ……あれ? のんびり走ってへんやんか!

ある程度下っていくと、分岐が現れる。石岡側は私設林道(跡)が多く分岐していたが、こちらは採石場への分岐が多い。
写真の場所は林道の分岐。地図にも載っているので、おそらく公営の林道だろう。


土砂崩壊の跡。この時も結構崩れていたが、画面右手の土の壁を見ると、数ヶ月ほど前に大規模な崩落があったようだ。


上の写真と同じ地点で、進行方向を撮影。向こう側には道路脇に寄せられた倒木がある。ここは腐っても県道だが、もしここが廃止されればこの様に復旧作業もままならなかったであろう。


林の中を抜けると、Y字形の分岐が現れる。写真は反対方向を撮ったもので、左がr218、右が採石場への私設作業道だ。作業道は私道なので立ち入り禁止。


路面が段々荒れてきた。峠側も確かに荒れてはいたが、ただ単に路面が抉れているだけであり、基本的に土が多い砂利道だった。標高が下がるにつれて砂利の密度が濃くなるのは、この道が大雨の時に川となり、砂利の殆どがこちら側へ流されてしまったからであろう。既に路面は河原状態で、タイヤが滑ると非常にビビる。

先ほどのY字形の分岐から少し進むと、ヘアピンカーブが現れる。
視界が開けているので、ご覧のように桜川市の周辺が一望出来る。ここは中々良いビューポイントだ。午前中なら順光で撮れるので、空がもっと青く撮れるだろう。

ここで、3台のモトクロスバイクとすれ違った。彼らのオートバイは競技用で、明らかに公道用ではない。
どう考えてもr218はただのトライアルコースとしか思われていません。
あじゅじゅじゅしたー(=ω=.)


13:00 [地図を表示]
だいぶ標高が下がってきたところで採石場の跡地が現れた。そない言えばリアルな採石場を見るのは今回が初めて。石畳や墓石の元となる石は、このような場所で採れるのか。
調べてみたところ、筑波・加波・足尾の「常陸三山」は花崗岩の産地であり、そこから造られる石は「真壁石」と呼ばれる良質の石だという。

写真では分かりにくいが、画面左の石の壁は巨大で、高さは10m以上もあった。道路脇に置いてあるブロック塀代わりの石も、実は真壁石だったりする。


採石場跡の手前に寄せてあった大量のアスファルトの山。一体何処から持ってきたのだろうか?
この後、新たな事実が判明した。


うほっ、舗装されてる!
採石場を過ぎると、路面が劇的に変わる。何と、砂利道ではなくアスファルトだった!!r218の自動車通行不能区間は完全なダートだと思っていたのだが、実際には舗装区間もあることが判明した。ただし、路面はご覧の通り荒れており、中途半端に固くなってかえって走りづらい。これならば普通の砂利道の方が良かった。


久しぶりに民家が現れた。舗装区間もいつの間にか終わり、再び上流(峠)から流された砂利で路面が埋め尽くされる。ここで一台のクルマと遭遇。マツダのミニバンで、おそらくカーナビを過信してこないなとこに来てしまったのだろう。途中の分岐で折り返すところだったが、こういう道では自転車の方が足が速いので、先に通して貰った。


民家を数軒過ぎた所で自動車通行不能区間(険道区間)は終了。ここからは堂々と走れる県道区間となる。


10 伝説の地

13:08 [地図を表示]
自動車通行不能区間も終わり、あとは終点まで舗装路となるが、r218は相変わらずの「険道」っぷりを見せつけてくれる。

舗装とダートの境目にはこのような標柱らしきモノが立っていた。手前のものは最近設置されたものであり、赤く塗られた部分には「BP」と書いてある。まさかとは思うが、このBPってバイパスの意味?r218にバイパス?もし造るとなれば、長大トンネルで一気にパスすることになろう。しかし、一本杉峠を通らなくても両地域を横断する道は近くに何本かあるので、今後も今まま放置されることとなろう。


舗装路に切り替わったものの、路面状態は非常に悪い。久留里はMTBだから問題無いが、ママチャリだったらパンクは必至だろうから、走行は控えた方が良い。

ガレガレの舗装路を下っていくと、やったら威圧感のある碑を見付けた。「水分神」と書いて「みくまりのかみ」と読む。気になったので調べてみたところ、水分神は神道の神さまのひとつだそうで、文字通り水を司る神さまだそうだ。クリスマスの方が忙しい家系で育った久留里にとって神さまは1人だけなので、「あちこちに神さまが居る」という感覚はイマイチぴんと来ない。


本当にここは県道なのかと疑うほど頼りない1車線路で終点を目指すr218。舗装はご覧の通り荒れている。麓の標高がものごっつぅ低いので、下り坂はまだまだ続く。


久留里お気に入りの一枚。一本杉峠の方を振り返る。いまさっき通ったr218のダート区間が見える。山肌の緑の無い部分は採石場。画面右下に写ってる建物は石材の加工工場だ。いま久留里が走っている白井地区は、農家だけでなく、石屋さんも何軒か見かける。


坂を下り終え、ほぼ平地となった。終点は近い。起点の石岡側と同様に、こちら側も頼りない1車線が延々と続く。ホンマにここは県道なんやろか。ここまで何でもアリな県道も珍しいような気ぃするわ。


r218最後のヘキサ(県道標識)。結局ヘキサは起点とここのわずか2箇所だった。まぁ、中には標識すら無い、忘れられた県道もあるさかい、ここはまだマシな県道なんやな。
流石に終点付近は道幅が広く、路肩には白い線が引かれていた。


[地図を表示]
そして、r218は終点を迎えた。感応式・押しボタン式信号の寂しい交差点。付近の青看にも一切案内が無く、一度中に入ってみないとそこがr218ということが分からない。あっけなく終わったr218の旅だが、中々濃厚でとても楽しかった。


山チャリストから見た印象は、全体としてはトレイルの練習場、真壁側の下りはダウンヒルの練習コースに適していると思う。特に「グランドキャニオン」は走り甲斐があるので、皆さんも一度チャレンジされてみてはどうだろうか?
注意したいのは、ここは茨城県の県道であること。一応普通乗用車も通る道なので、通行には十分注意していただきたい。

帰りは「つくばりんりんロード」を通って土浦駅から輪行。現在は自転車道だが、ここはかつて鉄道路線だった所。さわやかな風を浴びて快適走行……と思いきや、遮るものが一切無い関東平野を終点まで向かい風にやられながらダラダラと帰るハメになり、非常に疲れた。
今日の山ちゃりで最悪だったのはこの自転車道でした orz