茨城険道
218号線
#007
2007.05.04 走行
その2

4 木漏れ日

10:33 [地図を表示]
ダート区間となったr218。森の中へ入るとさっそく橋が現れた。
小さな橋だが欄干も備わっており、ちゃんと「一本杉橋」という扁額も確認出来た。峠と同じ名前を持つこの橋。道中、沢を何度か渡るが、ダート区間で唯一の橋でもある


一本杉橋を渡ると、r218は待ってましたと言わんばかりに本格的な登坂を開始する。ゆるゆるだった勾配は橋を境にきつくなり、ペダルを漕ぐ足に力が入る。


路上河川が設けてある県道や林道はいくらでもあるし、久留里も何度か通過した経験がある。しかし、r218の場合は県道を川が流れるのではなく、雨が降れば県道そのものが川になるという究極の排水技術を身につけている。
クルマは意外と通れるだろうが、こっちはハンドル持っていかれて走りにくいったらありゃしない。


"河床ゾーン"をクリアすると、路面は大人しくなり、延々と登り続ける。標高が標高なので、これ以上キツなることはなさそうだ。外は気温が結構高いのだが、森の中を走っているのでそれほど暑くは感じない。(登り坂なので汗だくにはなるが)


たまーに林道を走ってるんとちゃう?と思うことがある。この看板は下に「笠間営林署」と書いてあり、営林署というと林道を連想してしまうのは久留里だけ?


林道でよく見るモノその2。火事には十分注意しましょう。せやけど、麓が火事なったら久留里は何処に逃げればええねん?


カーブをいくつか曲がると、r218は森を抜けて明るい所へ出る。突然陽がダイレクトに当たる区間へ出たので、ただでさえダラダラの汗が2割り増しで垂れてくる。
暑い〜早よ森の中入らな。


今のところ、一部を除いて路面は非常に安定しており、リラックスして走ることが出来る。とは言え、延々と登り坂なのでそれなりにキツい。路面にはタイヤの跡がくっきりと残っており、どうやらこの道は林道関係者やモトクロスライダーを中心にそれなりの需要があるものと思われる。


時にはこないビックリ物件に出会すことがある。写真では少し分かりづらいかも知れないが、至る所で高さ3m超の巨石が鎮座していたりする。いや、石ちゃうな、岩や。自転車に跨りながら圧倒されてしまう久留里である。


5 どっちが林道?

10:57 [地図を表示]
さて、今のところ順調にr218を攻めている久留里は、前半の中間地点となる林道分岐点へと到達した。実は先ほどから私設林道が何本か分岐しているのだが、公営林道が分岐するのはここが初めてである。地図上で、県道起点からおよそ3.1km、路面がダートになってからおよそ1.5kmの位置である。
さて、どちらかが県道でどちらかが林道なワケだが、路面の轍は進行方向左側を向いている。険道系サイトでは一般に、「こういう分岐では右折が正解」となりがちなのだが、ここでは左側でOK。


県営林道の起点付近の様子。r218から分岐してすぐに180度向きを変え、森の中へと消えていく。今日は解放されているが、一般車通行禁止で普段はチェーンで閉ざされているようだ。神奈川県内だったらこの程度の林道でも頑丈なゲートで塞いでいるところだが、ここは心ももオープンな茨城県である。


こちらはこれから進むr218。どうみても程度の良い林道にしか見えません。
あじゅじゅじゅじゅしたー(=ω=.)


あー、結構登ってきたなぁ。標高が低いので時間はそれほど経っていない。距離は確かに短いが、この道、結構楽しい。


林道分岐点を過ぎてから、勾配がよりキツぅなる。地図をよく見ると、等高線の幅が地味に狭まっている。峠は近い。
どうでもええけど、明るい区間は暑いけど、写真は外の方が撮りやすい。


路上河川。r218は至る所に路面が川となった形跡があるのだが、ここ数日間晴れていたせいか、水が流れているのはここが初めてだった。
それにしてもこの路上河川、最初からここに流しているワケではなく、ただ単に水路が詰まって路面に溢れてしまっただけのようである。


[地図を表示]
勾配がどんどん厳しくなる。久留里の自転車は林道ツーリング仕様のためサドルの位置が高く、一度足を着いてしまうと、走り出すのがしんどい。
時折モトクロスが追い抜いたり、すれ違ったりする。MTBの人はまだ見かけない。

さて、このカーブを曲がると…………、



何ということでしょう!!
視界いっぱいに拡がるのは八郷の長閑な田園風景。
こういう景色って、プロが綺麗に撮った写真よりも、実際に登って見る方が断然ええ!!


再び森の中へ入る。そしてまた外に出たが、すぐに森の中へ入ってしまった。ここから峠までは森の中をひたすら登る。


そして、いよいよ見えてきた…………。